最近の車体整備③:プロペラシャフトセンターベアリングの交換
山道を走っているときに、カーブのところで、センターコンソールの下の方から、「グコココ…」と何か擦れるような音が聞こえてくるようになりました。
はじめはフロント回りのブッシュが捩れて、どこか干渉しているのかなあ、と思っていたら、今度は高速道路を走っているときの加速でも同じような音が。
で、いつものように松山自動車販売の森さんに診てもらいました。
その結果「プロペラシャフトセンターベアリング」がもう寿命でしょう。とのこと。
FR車には、フロアの下にミッションから後輪のデフに動力を伝えるプロペラシャフトがあります。W126のシャフトは前後二つに分かれていて、上記のパーツは前後のシャフトを中間でつなぐためのもの。このパーツの内部でベアリングを支えているゴムが経年劣化してくると、カーブや加速等でシャフトに力がかかったときに、ベアリングがずれて、異音が発生する、ということ。
というわけで、先のタービンの交換の次いでに「プロペラシャフトセンターベアリング」も発注して交換してもらいました。部品単価は17220円、工賃は15000円。
で、取り外したプロペラシャフトセンターベアリングは以下のようになってました。
確かにベアリングの周囲のゴムが‘見事に’ぼろぼろですね(^^;;;
「プロペラシャフトセンターベアリング」の交換は、旧いベンツ等ではよくある整備項目とのことです。今回は(これでもまだ)軽いうちに交換したので大丈夫でしたが、さらに状態が悪くなるとシャフトに動力がうまく伝わらなくなって、坂道を登れなくなったりもするそうです。
パーツ交換後は当然フロア下の異音も発生せず、快適なドライビング環境となりました。
投稿日 : 2012/09/08 | カテゴリー : トラブル・コンディション, 車体側詳細, 近況/その他, 進行状況 |