最近の車体整備②:フューエルリークラインの交換

ある日どうもエンジンルーム内にBDFの臭いがこもっているような、と気になって見てみると、インジェクターや燃料フィルターの周りにBDFが滲み出ているのが見えました。 

バイオディーゼル車はガソリン車と違って、燃料が漏れていても、そこにすぐ引火するような危険性はないのですが、逆にあの揮発性の強い臭気がないので、燃料漏れには気が付きにくいともいえます。

さらによくみてみると、燃料が漏れている箇所は各インジェクターや燃料フィルターにつながっている「フューエルリークライン」の根元であることがわかりました。

すでに紹介したように、この車は燃料タンクからエンジンの燃料フィルター・ポンプ等への主なラインは、BDF対応用のバイトンホース等に交換していますが、この「フューエルリークライン」についてはそのままでした。これが劣化して、その根元からBDFが漏れていたわけです。

 なので、これを腐食に強いバキューム・ホースに交換しました。

上の写真の各インジェクター脇の黒いホース部分が交換したバキューム・ホースです。
スロットルリンク部の干渉がありそうな部分にはコルゲートチューブを巻まきました。
元のホースはすでにかなり劣化が進んでいたので、BDFではなくても、交換すべき時期に来ていたように思います。

このようなマイナートラブルは、時々おきますので、やはりエンジンルームはよくみるようにしておいた方がいいですね。

投稿日 : 2012/09/06 | カテゴリー : トラブル・コンディション, 車体側詳細, 近況/その他, 進行状況 |

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