年末のご挨拶

2011年12月31日 土曜日

2011年もいよいよあと僅かとなりました。

今年は東日本大震災をはじめ、多くの自然災害・政治・経済など波乱の年であったように思います。

そのような中、お蔭さまで「ヒトエコ」にとっては、昨年以上に充実した年となりました。

多くの皆様にボランティアスタッフとしてご参加頂きまして有意義な活動をさせていただく事が出来ました。

ご協力・ご参加頂きました皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。

来年も「ヒトエコ」が少しでも皆様のお役に立てますよう全力で取り組んで参ります。

来年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますように。

ヒトエコスタッフ一同

東日本大震災「被災地支援ボランティア」 LAST

2011年12月30日 金曜日

ヒトエコスタッフのNです。

前回の続きです。

3日目は、最初に紹介した山林の作業を終えた後、そこから少し離れた所にある夏浜という砂浜に移動しました。
この浜は貴重な鳴り砂です。全国に20カ所しかない鳴り砂の浜が、女川町には2ヶ所あるそうです。


鳴り砂は汚れに非常に弱いそうです。
この日残った時間を皆でこの浜の清掃作業に充てました。
打ち上げられたゴミを拾い集めていきます。


潮が満ちてきた事と、集めたゴミが運搬車両いっぱいになってしまったことで、予定時間より少し早く作業終了となりました。
全体的に綺麗にすることは出来ませんでしたが、見た感じ少しは綺麗になったと思います。


大きなゴミは、比較的簡単に集めることが可能ですが、鳴き砂の場合問題になるのは小さなゴミだそうです。
特に発泡スチロールが粉々になって砂に紛れることで、砂が鳴かないようになると聞きました。
今回も清掃中に、そのような発泡スチロールの粒をたくさん見かけました。
この浜の清掃作業も他の復興作業と同じく、時間をかけ根気よく続けていかなければならないのだと感じました。

作業を終え、女川の中心地に戻りましたが、潮が満ちているせいで一面海水に覆われていました。
道路はそれよりも少し高い箇所にあり、車両走行に支障はないようでしたが、地盤沈下も大きな問題になっているようです。



今回の県社協ボランティアバスに参加して思ったことは、復興にはすごく時間がかかるということです。
だんだんと報道される時間や回数が減ってきたことと、遠く離れた地に住んでいるということで、自分の意識から震災のことが遠退きかけていました。
今回のボランティアバスをきっかけに、再度震災の凄まじさを認識し、今後も継続して多角的に支援活動を続けていかねばならないと思いました。

今回のボランティアバスを企画していただいた愛媛県と愛媛県社会福祉協議会、並びに現地でお世話になった女川町社会福祉協議会の皆様のおかげで、貴重な経験をすることが出来ました。
この経験を、今後に活かしていこうと思います。

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東日本大震災「被災地支援ボランティア」 vol.2

2011年12月26日 月曜日

ヒトエコスタッフのNです。

前回の続きです。

第6回までのボランティアバスでの作業は、側溝からの泥出し作業等の肉体労働作業が主でした。
個人的に参加した岩手県でのボランティア作業も、体を使う重労働が多くありました。
ところが、それから半年ほど経過していることもあり、それらのニーズが少なくなってきたせいか、第7回のボランティアバスでの作業は、肉体労働以外の作業もありました。
そのひとつが、仮設住宅を訪問して、愛媛のみかんを配る作業です。

仮設住宅には、お年寄りが独りで住まわれていることも珍しくありません。
また、避難所生活と違って、人付き合いが希薄になるそうです。
阪神大震災の際も問題になりましたが、独りになりがちな仮設住宅で生活されている方へ、心のケアが必要だと言われています。
そういった意味で、今回のボランティア作業の企画は素晴らしいと思いました。

我々は、現地の地理に明るくないことと、仮設住宅で生活されている方の状況確認ということも含め、女川社協のスタッフさんと一緒に仮設住宅を訪問しました。
現地では厳しい冬に向けて、断熱材を貼る工事が多く見受けられました。


女川の仮設住宅は、従来のコミュニティを極力崩さないということで、元あった集落の近くに建てられているそうです。
したがって、女川全域に仮設住宅が建てられており、車両を使っての移動が多くなります。
こちらの作業も3日間をかけ、約600世帯を訪問し、用意した約800kgのみかんを配布しました。

私がこの作業に携わったのは初日のみでしたが、その日は世帯数の多い集落ばかりだったことと、どのくらいのペースで訪問すれば、その日の予定がこなせるか分からない状況だったこととで、ただお届けしてまわるだけの作業となってしまい、住民の方との会話があまりありませんでした。
本来の目的は、お話しを聞いてあげることで心のケアを図る事にあると分かっているだけに残念でした。
それでも、みかんをお渡しした際に「遠い所からありがとう」と言って下さり、そのことで、こちらが癒されるケースが多々ありました。
みかんをお届けした方の心が、少しでも癒されてくれれば幸いです。

続きは、また近日中にUPさせていただきます。

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東日本大震災「被災地支援ボランティア」 vol.1

2011年12月16日 金曜日

ヒトエコスタッフのNです。

初めて投稿します。

愛媛県と愛媛県社会福祉協議会の主催で、東日本大震災による被災地支援のため、災害ボランティアバスを運行し、被災地へボランティアの派遣を行なっています。

12月5日~9日までの第7回に参加してきましたので、少し情報をお伝えさせていただければと思います。

私はこれまでに個人的に二度岩手県に、また上記災害ボランティアバスの第5回にも参加させていただきました。
その合計三回は全て6月でしたので、今回の訪問はそれから約半年後の東北訪問ということになります。また、今回は宮城県女川町での活動であり、私は初めて訪問する土地でした。

復興が進んでいることを期待しておりましたが、まだまだというのが正直な感想です。
散乱していたガレキ等の撤去・整理は進んでいるように見えますが、それは重機の入る開けた土地だけでしょうか?



海岸沿いの山林は、津波が駆け上がったので、奥の方まで家財などが散乱しています。

今回は、このような状況になっている地区の片付けを行ないました。

作業を行なったところは、野々浜地区というところです。
いつまでも、被災時のままの光景では心が痛むので、綺麗にして欲しいというニーズがあったそうです。
地権者の方に話をして、入って作業を行なってもいいという許可が得られたので、ボランティアバス参加者で行なうことになりました。

作業期間三日間、女川社協の方も含め、延べ作業人員約40名で行ないました。
木の枝に引っかかったままだった漁具や、林の奥の方まで散在していた家財等を運び出しました。
運び出したものは、分別して一所に集めておきます。今回集めたものは、このような感じです。

作業に取り掛かる前と後では、このような感じになりました。

これが作業前です。

これが作業後になります。

これで少しでも震災の忌まわしい記憶が薄らいでくれれば幸いです。

続きは、また近日中にUPさせていただきます。

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新居浜市高津公民館

2011年12月14日 水曜日

「ヒトエコ」発起人のエコバイオ株式会社立川です。

先週に引き続き、12月11日(日)にまたまた新居浜市でイベントに参加させていただきました。

高津公民館で開催された地域のイベントにて、使用済み天ぷら油回収をさせていただきました。

様々な体験コーナー等が催され、子供たちを中心に多くに方が参加なさいました。

新居浜のエコロジー・エンタープライズさんが、太陽光やペレットストーブを持ち込まれて、デモをされていたのですが、大盛況でした。

私は最近若干オーバーワーク気味なので「アロマ・フットケアこころ」さんのブースで、ハンドマッサージを体験させていただきました。

妻には時々ハンドマッサージをしてもらうのですが、プロの方にして頂くのは、ほぼ始めてなので興味深々でした。

ローズオイルを使ってして頂いたのですが、いい香りとともに大いにリラックスさせていただきました。

こちらが「こころ」の大本さん。

オイルもご自身で調合なさるそうで、こだわり満載の方でした。

タオルも今治タオルを使用なさっており、とても心地良かったです。

ローズオイルも御裾分けをいただいて本当に有難うございました。

ハンドマッサージで多忙な年末を乗り切りたいと思います。

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