エコドライブで減らそうCO2排出量プラス出費!
皆さんはエコに取り組む際に「無理」・「出費」があると、どうしても二の足を踏んでしまいがちではないでしょうか? 私もスケジュール・体調・家計などとにらめっこをしたうえで、思い切って決断をしている取り組みもあります。
ただ、逆に普段していることを少し改善するだけで出費が減るとなれば、興味があるという方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
そこで、今回は私が実践して得したエコな取り組み「エコドライブ」をご紹介させていただきます。
(皆さん恐らく耳にされた事がある方も多いとは思いますが、最後まで御覧ください)
エコドライブといっても、普段の運転時に少し気を付けるだけで、燃費の改善・CO2排出量の削減・資源の保護に繋がり、また家計における出費の減少、更には安全運転へと繋がるのです。
エコドライブと言われて、
「運転するときにナニに気を付ければいいの?」
「運転技術に自信がないので難しいことは無理」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然難しいことはありません。
難しい運転技術は全く必要とせず、アクセルを踏む・離す際のタイミングやスケジュール管理などに注意するだけで、エコドライブとなるのです。
では、下記に簡単に方法を紹介しますので良かったら参考にしてみてください。
時間にゆとりを持って行動できないと、どうしても気持ちがあせり急発進・急加速・急停車をしがちになるものです。急発進・急加速は無駄に燃料を消費してしまいます。
発進する際には少し緩やかに発進する(最初の5秒で時速20キロが目安です)だけで11%程度燃費が改善します。できるだけ時間にゆとりの持てるスケジュールで行動するよう心掛けましょう。
ちょっとした買い物の間や同乗者が待っている間エンジンをかけっぱなしにしていませんか?10分間のアイドリング(ニュートラルレンジ、エアコンOFFの場合)で130cc程度の燃料を浪費します。130ccくらいと思われるかもしれませんが、積み重ねれば馬鹿にはなりません。こまめなエンジンオフを心掛けましょう。また、寒冷地で無い限り最近の車だと暖機運転をせずとも問題ありません。ゆっくり走りながら暖めるウォームアップ走行で充分ですので、不要な暖機運転も控えましょう。
不要な荷物を積みっぱなしにしていませんか?
車が重くなるとそれだけ燃費も悪化します。
必要な物以外は積まないように心掛けましょう。
寒い・暑い時にエアコンの設定を強くしすぎてはいませんか?ご存知の通りエアコンの使用時は燃費が悪化します。特に夏場はエアコンの設定温度を低くして使用してしまいがちですが、外気温25℃の時にエアコンを使用すると12%程度燃費が悪化してしまいます。エアコンの設定温度をいつもより弱くしてみましょう。
自転車に乗られた事がある方は経験があると思いますが、タイヤの空気を入れたら自転車が軽く進んで楽になったことありますよね。車にも同様のことが当てはまります。例えば空気圧が適正値より50kPa(0.5kg/c㎡)不足した場合、市街地で2%程度、郊外で4%程度それぞれ燃費が悪化します。同時にバーストの可能性も高くなり安全性も大幅に悪化します。つまり、マメな空気圧のチェックが命を守ってくれてエコにもなり、おまけに家計にも優しくなります。そういった事が余り得意でない方はガソリンを給油しに行った際に、スタンドのスタッフの方に「空気圧チェックをお願いします」と伝えれば殆どのスタンドでは無料で対応してくれると思いますので、マメなチェックを心掛けましょう。
たったこれだけの事ですが「私はこれでお小遣いが増えました!」
実際にしてみると簡単なことでした。なんでもっと早くしなかったのかと後悔しました。
皆さんもひょっとしてもったいない事なさってませんか?
簡単に取り組めて安全性向上・エコ・家計に優しいとなれば言うこと無しですよね。
「チーム・マイナス6% はじめよう!エコドライブ」参照
節水で上手に節約&エコ!
お風呂・庭木への水やり・掃除・洗濯・トイレと家庭生活において毎日たくさんの水を使用していると思います。
ただ、普段こうして何気なく使用している水は、実は限りある資源なのです。
毎年、夏場になると愛媛県内では石手川ダムの貯水率や取水制限のニュースを耳にすることと思います。
水不足なら、新しくダムを建設すれば良いと思われるかもしれませんが、新しくダムを建設するためには、多額の費用・ダム建設地の環境破壊、またその際に発生する電気・燃料など地球環境にとって決してエコではありません。
そこで、皆さんの普段の生活におけるちょっとした節水が、水道料金の節約になり、水資源の確保になり、エコになるのです。
では、今からすぐにでも始められる節水術を紹介させていただきますので、無理なく始められるのものがあれば、普段の生活で実践していただければと思います。
- 一般的な浴槽の容量は200リットル。その残り湯の半分100リットルを毎日、庭木への水やり・洗濯のすすぎなどに再利用することで、1ヶ月約460円の節約につながります。
- シャワーを使用する際には出しっぱなしにするのではなく、使用時以外はこまめに止めるようにする。すると1日5分間の水の流しっぱなしをやめるだけで、1ヶ月約230円の節約につながります。
- 洗濯機を使用する際に、最も効率の良い方法として洗濯機の容量の8割の洗い物で使用するの良いとされています。普段これよりも少量の洗濯物で洗濯機を使用しているようだったら、もう少しガマンしてから使用するようにすると、節水・節電につながります。
- 洗濯機が古くなったから、そろそろ新しい洗濯機に買い換えようと思っている方は、節水型洗濯機を購入すれば、補助金(松山市内であれば5,000円)が受けられます。
- トイレを使用した際に、小なのに大のレバーを回していませんか?小のレバーであれば1回の水の使用量は4~5リットルなのに対し、大のレバーだと1回の水の使用量は12~13リットルの水が使用されいます。
- 歯磨き・洗顔の際にも、水を流しっぱなしにしていませんか?歯磨きであればコップに水を汲んで、洗顔であれば洗面器に水を溜めてるようにしましょう。
その他にも、シャワーヘッドを手元で水を止めれるタイプに変える、お米のとぎ汁は掃除や庭木への水やりに、雨水を溜めておく、食器洗い乾燥機を購入する、洗車するときもバケツに水を溜めて使用するなど、普段の生活のちょっとした工夫で、節水・節約・エコに繋がります。
紹介させていただいた中で、無理なく始められるものがあれば、普段の生活に取り入れてみてください。
「松山市節水ハンドブック」参照
天ぷら油で車が走る!?
突然ですが、天ぷら油で車が走ると聞いて皆様はどう思われますか?
「へぇ~、今そんな研究をどこかがしているんだ」
と、実用化されるのは遠い未来のことだと思いますか?
そんなことはありません。
これは、エコバイオ株式会社が「日本油田化プロジェクト」という、家庭や企業から出る使用済み・期限切れ天ぷら油を回収して、バイオディーゼル燃料として精製後再利用するという取り組みです。
こうして精製されたバイオディーゼル燃料は軽油の代替燃料として使用されることにより、軽油の使用量削減(天然鉱物資源の保護)・CO2の削減・排気ガス中の有害物質の削減(大気汚染防止)・ゴミの減量など、環境に優しいだけではなく、皆様のご家庭でも天ぷら油を片付けられる際の油の凝固材の購入費用がかからなくなるといった家計にも優しい燃料として注目を集めています。
現在、この取り組みに協賛された企業・店舗様にて、皆様の家庭で出る使用済み・期限切れ天ぷら油の回収BOXを設置もされています。
下記が天ぷら油の回収BOX設置場所になるので、興味のある方は是非一度ご覧ください。