節水で上手に節約&エコ!
お風呂・庭木への水やり・掃除・洗濯・トイレと家庭生活において毎日たくさんの水を使用していると思います。
ただ、普段こうして何気なく使用している水は、実は限りある資源なのです。
毎年、夏場になると愛媛県内では石手川ダムの貯水率や取水制限のニュースを耳にすることと思います。
水不足なら、新しくダムを建設すれば良いと思われるかもしれませんが、新しくダムを建設するためには、多額の費用・ダム建設地の環境破壊、またその際に発生する電気・燃料など地球環境にとって決してエコではありません。
そこで、皆さんの普段の生活におけるちょっとした節水が、水道料金の節約になり、水資源の確保になり、エコになるのです。
では、今からすぐにでも始められる節水術を紹介させていただきますので、無理なく始められるのものがあれば、普段の生活で実践していただければと思います。
- 一般的な浴槽の容量は200リットル。その残り湯の半分100リットルを毎日、庭木への水やり・洗濯のすすぎなどに再利用することで、1ヶ月約460円の節約につながります。
- シャワーを使用する際には出しっぱなしにするのではなく、使用時以外はこまめに止めるようにする。すると1日5分間の水の流しっぱなしをやめるだけで、1ヶ月約230円の節約につながります。
- 洗濯機を使用する際に、最も効率の良い方法として洗濯機の容量の8割の洗い物で使用するの良いとされています。普段これよりも少量の洗濯物で洗濯機を使用しているようだったら、もう少しガマンしてから使用するようにすると、節水・節電につながります。
- 洗濯機が古くなったから、そろそろ新しい洗濯機に買い換えようと思っている方は、節水型洗濯機を購入すれば、補助金(松山市内であれば5,000円)が受けられます。
- トイレを使用した際に、小なのに大のレバーを回していませんか?小のレバーであれば1回の水の使用量は4~5リットルなのに対し、大のレバーだと1回の水の使用量は12~13リットルの水が使用されいます。
- 歯磨き・洗顔の際にも、水を流しっぱなしにしていませんか?歯磨きであればコップに水を汲んで、洗顔であれば洗面器に水を溜めてるようにしましょう。
その他にも、シャワーヘッドを手元で水を止めれるタイプに変える、お米のとぎ汁は掃除や庭木への水やりに、雨水を溜めておく、食器洗い乾燥機を購入する、洗車するときもバケツに水を溜めて使用するなど、普段の生活のちょっとした工夫で、節水・節約・エコに繋がります。
紹介させていただいた中で、無理なく始められるものがあれば、普段の生活に取り入れてみてください。
「松山市節水ハンドブック」参照